宅建業は、大臣・知事の宅建業免許取得だけでは営業を開始することはできません。

「営業保証金の供託」もしくは「保証協会への加入」を完了して、大臣・知事から免許証の交付を受けてはじめて開始できます。

 

保証協会に入会すれば、営業保証金(本店1,000万円・支店1店舗につき500万円)が免除されます。弁済業務保証金分担金として本店60万円・支店1店舗につき30万円と入会諸費用を納めることで、開業時の負担を大幅に軽減することができます。

 

◆保証協会は2つ

その保証協会は2つあります。

全国宅地建物取引業保証協会(通称:全宅)・・・ハトマーク
全日本不動産保証協会(通称:全日)  ・・・ウサギマーク

◆加入率

宅建業者の加入比率は、全宅:全日で約8:2で全宅の方がかなり多いのですが、ほぼ同様の業務を行っていますのでどちらに加入しても問題はないでしょう。

 

◆加入審査期間

全宅・・・約1ヶ月半
全日・・・約2ヶ月

全宅の方が若干期間は短いですが、どちらも加入申込の締め切りがあり、締め日のタイミングによっては、ほぼ同様ではないかと思われます。大阪府の場合、開業予定の事務所所在地によって支部がありますので、支部に確認されると丁寧に教えてくれます。

また、大阪府の宅建業免許審査期間は5週間ですが、「免許通知はがき」到着を待ってから保証協会入会手続きをはじめるとさらに時間がかかってしまいます。そこで、大阪府への宅建業免許申請の受付ができた時点で、保証協会加入手続きも開始できるようになっています。

では、開業時に一番気になる諸費用を比較してみましょう。もちろん、弁済業務保証金分担金は同じですが・・・
本店60万円だけで良いと勘違いされる方もいますが、入会金・会費等が必要になってきます。

◆初期費用

全宅(本店の場合:大阪府)

宅建協会 入会金 600,000円
年会費 54,000円
保証協会 入会金 200,000円
弁済業務分担金 600,000円
年会費 6,000円
不動産キャリアパーソン講座受講料 8,640円
合計 1,468,640円

*他に関係団体として「大阪府宅建政治連盟」(大政連)への入会が勧められます。

大政連 入会賛助金・運営費(入会時のみ) 200,000円

 

全日(本店の場合:大阪府)

全日本不動産協会 入会金 490,000円
年会費 60,000円
保証協会 入会金 130,000円
弁済業務分担金 600,000円
年会費 15,000円
近畿流通センター 入会協力金 50,000円
年会費 12,000円
合計 1,357,000円

*関係団体として「全日本不動産政治連盟」(日政連)への加入が義務付けられます。

日政連 入会金 50,000円
年会費 3,000円
53,000円

*関係団体への加入費用も含めた保証協会加入のために要する初期費用を比較すると下記のようになります。(大阪府の場合)

全宅 1,668,640円
全日 1,410,000円

 

◆推薦者が必要か?

全宅への申込には、推薦者が必要になります。
推薦者は、原則として会員歴3年以上の正会員とするとあります。
全日では、推薦者は必要ありません。

なお、保証協会加入には、開業時期、ご自身の状況、入会申込書類、費用、審査期間など、総合的に考慮して選択することをお薦めします。

◆お気軽にお問合せください

当事務所では、保証協会加入手続きを含めた宅建業免許申請をフルサポートさせていただいており、好評をいただいています。是非、ご用命ください。

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